Twitterで、暇な時に落ち込んだ理由書くって言ったので書きます。
私、普段あんまりファッション誌見ないんですよ。
本屋で自発的に手に取ること、ほぼない。
じゃあどこで見るかっていうと、美容院なんですね。
美容院って髪切ってる最中暇つぶしに雑誌置いてくれるところあるじゃないですか。
私が行ってるところもそれで、美容師さんが私の年齢とか性別とかを鑑みて適当な雑誌を2~3冊置いてくれるわけ。
私はいつも「お~俺って本当はこういうのを見るべき年齢なのね~」って興味深く読んでるんだけど。
その日はどうも変なテンションにギアが入ってしまったらしく、読めば読むほど気分が落ちていったんですよ。
男性アイドルのインタビュー記事を見てて、なんか申し訳ない気分になっちゃって。
雑誌だから当然男性アイドルの写真つきで読み物があるわけじゃないですか。
なんか、その写真がこう……めちゃくちゃ舐めるように撮るんだなぁと思って。
いや!世間一般では全然普通のアイドル写真なんですよ。ただ私があまりにも見慣れてないからそう思うだけで。(俺の中の舐めるようにの最低基準=ピンでポージングして撮られてる)
ただ、まあ需要があるからそういう撮られ方をするわけじゃないですか。
私はその撮られ方から逆算して男性アイドルに向けられてる感情……の、中でも性欲を幻視してしまって。
なんか、それですごい居たたまれなくなっちゃったんですね。
男を性的消費してる絵面だなぁと思って申し訳なくなってしまった。
幻視出来るということは私にもそういう性欲があるということで、でも私はそういう目を現実の人に向けて消費したくはないわけですよ。
けどこの写真を撮ってる人、撮られてる人は「この写真を見る人はそういう目線で男性アイドルを見る」という前提の元やっている。
「俺……俺そんなことしてないよ!してるのか?してしまってたのか……?俺……俺……なんてことを……」
みたいな気分になってしまってた訳ですよ。
ここまで罪業妄想ね。
それでこっからも罪業妄想なんですけど
「モデルさん、好きでやってる人もいれば適性あるから嫌々やってる人もいるんだろうな」
「嫌々やってる人はどうやって割りきってるんだろ」
「消費されてるのってどう足掻いても自分なんだから、コンテンツ生産業者と違ってどこにも逃げ場がないよな」
「俺はなんてことを……」
のループでどんどん気分が落ちていって、最終的には美容院で項垂れながら雑誌のコラムを読む怪人と化してました。
めっちゃ面白い。
お前にむけて写真撮ってねぇよ、アイドルに向けられる視線が性欲一択だと思ってるの気持ち悪いよ、モデルになってる時点でそういう責任を負ってるんだから嫌々やってるとかお前の知ったことじゃないだろとか、まあ色々突っ込み所があるんですけれども。
まあここまで罪業妄想と被害妄想が羽ばたいたことがそうそうなくてですね。
普段は雑誌読んでここまで思ったことない。
主な原因は寒かったのと3日ほど睡眠障害に悩まされてたからでしょうね。めちゃめちゃ面白い体験でした。
文中で男性アイドルのことばっかり言ってますが、これは女性アイドルのグラビア見てもそんなことはあんまり思わない為ですね。
なぜかというと、これは俺が長年抱える呪いが関係してるので、また気が向いたら書きますね。
いい感じに書けるか微妙だけど。てか書かしてくれ。そんでどこに罹ったらいいのか教えて。
ではまた。